pp.393-398 4. 「ピザを食べるな」
この単元では、振り返りについてエピソードを交えて述べられている。
1つは、後輩たちのためにアドバイスを残す活動とタイムカプセル
もう1つがアメリカの教育大学院のある先生の授業で、振り返り日誌を書かせる実践の話
最初の方は、手前味噌だが、今年度の勤務校のオープンキャンパスで自分も似たようなことをした。それは私が「(数学)の高専過去問を解説する」というコーナーの担当だったので、自分が担任をしていることもあり、学生たちにオープンキャンパスに来ている中学生や保護者に高専数学の赤裸々な感想(いくつか設問を設けてアンケート形式にした、無記名)をA4一枚に書いてもらい、それを当日見ていただいた。
ということで今回、この単元を読んでみて、次年度入学してくる同じ学科の後輩のために、この1年で学んだことについてまた書いてもらい、同じ学科の新1年生にみてもらおうと思いついた。
タイムカプセルの話も、具体的な質問項目が書かれてあり、それらが大いに参考になった。たとえば「勉強してよかったと思うことは何?それはなぜ」「そんなに勉強しなくてもよかったと思うものは何?それはなぜ?」など。
2番目の振り返り日誌の件だが、まずは大学院の学生に対してもやっているんだと率直に感じたことや、「どの学生もはじめはこの課題を嫌う。中略。学期が終わる頃、博士課程の学生は生涯にわたって定期的に日誌をつけようと思う。」という場面。そんなにも影響あるんだと改めて思いました。
今日はここまで。