pp.250-266
3 正当で、安全で、学びたくなる何か
ここでは5つのディシプリンを教室に取り入れたある教員のエピソードが書かれてあった。自己マスタリー、メンタルモデル、チーム学習に対してどのように用いたのか紹介されているが、その中でも
1)メンタルモデルとしての「推論のはしご」
これなら普段の授業でやっているものだと思ったが、正しいだろうか。つまり私は学生に質問するときに、「どうしてそうなるの?」という問い方をすることが多い。すると学生側として、まずAが前提としてあって(仮定)、なになにを使うとBになり、さらにCだから結論としてDが成り立つという具合だ。このようにstep by stepで進むことでいいなら、普段からやっていることだ。
2)チーム学習
ここには、
「私が目標として掲げていたことは、教室にダイアログの環境を生み出すことだった。」
とあったので、まさに私もそう思うところではあるが、『学び合い』の考え方の授業であればこそ、目指せる姿なのではないかと思った。
今回はこんなところで。